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    歩けるようにしていいですか?

    • 2011.04.29 Friday
    • 08:38
     「今だったら、リハビリすれば歩けるようになると思います。」

    そのかわり、一人で外に出て行き、帰れなくなったり、交通事故にあうことも、考えられます。
    転倒    骨折もありますよ。

    「今の寝たままですと、外にはでないですけれど、いまと同じの生活になります。」

    「私たち、頑張ろうと思えばがんばれます」
    「ご家族さんの生活で、負担にならない方法で、これからのことは考えます」

    「どちらになさいますか?」


    ↑これは、介護保険始まる前に、訪問看護していたときの会話です。

    認知症がひどく、入院していた病院より強制退院されたご婦人でした。
    かかとに、床ずれが出来ているので、処置してほしいとの医師の依頼でした。

    訪問してびっくりしたのは、夫と息子で、力任せでおむつ交換をしていたことでした。
    本人の力は、すごく強く、男ふたりでも、思うようにいきません。

    おむつ交換をしている息子の目付きは、するどく、憎しみさえ感じてしまうような顔でした。

    親子が、喧嘩をしているような顔で接するのはよくありません。

    「まず、息子には、この部屋に来ないで」
    「おむつ交換はしなくていい」
    「汚された衣類や寝具は、頑張って洗濯をしてほしい」

    とお願いをして、息子を離しました。

    夫だけになったところで、歩くようにしてもいいか、このままのほうがいいか、選択をしてもらいました。

    私たち医療職は、本人に能力があれば、能力を最大限にいかし、歩くことを目標にリハビリをするでしょう?
    自宅に帰って、生活を考えたときに、歩くは最終目標ではないと思います。
    本人が、家族のなかに溶けこんで生きられる方法がベストと思います。

    歩かない選択もあることを、考える必要があると思います。


    このケースは、夫は、歩いてもいい、と言ってくれました。

    一ヶ月後には、歩けるようになっています。
    当然予想通り、徘徊も頻繁にあり、警察沙汰も多々ありました。

    家族には、地域みんなに知ってもらって、みんなで守ってくれるようにしましょう。
    気づいた人が、連れて帰ってくれるように・・・

    この夫は、認知を受け入れられるようになり、妻とのかかわりを他人行儀にして、ポータブルトイレまで出来るようにしていました。

    家族に笑顔が出てきます。
    息子も、隠れた場所で、食事を作ったりと、表情が穏やかになりました。


    これは、とてもうまくいったケースですが、歩かせないリハビリの選択があることを、考えて欲しいと思います。

    ひとつのことで、頑張るな。
    方法は、いくつもある。

    以後、リハビリに関して、思うことが多々ありますので、続編で書いていきます。


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